スクラプ's後記

スクラプ's コールドアモール求愛の季節をご覧頂き、ありがとうございました。

画像

最初にシアターXでやると聞いた時、今まで小劇場でやってきた私たちに、まず集客出来るのか?という不安が頭を過ぎりました。
しかし、初日の一回目公演が予約で完売になり、急遽客席を増やすという事態に、一同驚きと喜びで湧き上がりました。
結果、ほぼ全ての公演が満席となり、2回目以降はカーテンコールを頂きました。

あの煌びやかなステージに注ぐ照明の灯りと、観客の皆さんの笑顔と鳴り止まない拍手に包まれた夢のような瞬間は、一生の宝物になりました。
画像


公演をご覧になった あるパントマイミストの方から、Facebook投稿で頂いた文章にそって、思った事を綴ります。

演出家と演者とに役割りを分担されている以上は、演者が"将棋の駒"であることには、違いないと思います。けれど、松田演出の場合は、"成り下がる"のではなく、"活かされる"のだと感じています。

彼はまるで、目の前に与えられた異種様々な材料を使って、その一つ一つの特性をじっくり観察して、別の…例えば大きな戦艦を作り上げる子どものようであります。
そんな風に、彼はチョチョイっとやってしまいます。
(前回までは、あの有名なアニメ映画のキャラクター、何本もの手を巧みに使う『釜爺』のようだと思っていました。)

しかもスクラプ'sは、ver.2.0とver.2.5の違いを見ても分かるように、同じ作品シーンでもキャストが入れ替えられても良いようにもなっています。
私でさえ、他の人と入れ替わる可能性がありました。
内心は、自分の役を演れる人間はいない!と自信をもってやっていましたが(笑)うん、その位の覚悟が無いと演れませんから。

画像


そして、稽古で松田充博氏が「例えば、こんな風に…。」とやって見せてくれるお手本は、演者に分かり易く面白いので、私なんぞは、いつも大笑いしてしまいます。音響照明をやるもう一人の彼がいたならば、全てやれるのではないか?と思えるくらいです。

そんな"駒"の一つに自分がなっているのを、「悪くはないなぁ」と思っています。
但し、自分の個を、自分の作品をもっと作ったり、磨いたりしていきたい。そして、それをやっていかなければならはないとも思っています。

私の「もうやれないのでは?」という自信の無い暗闇から、この場所へ引きずり出し、再び舞台へ上がらせてくれたマイムリンクのメンバーには、深く感謝しています。
「まだまだ演れるかもしれない。やめられないかもしれない。きっと。」


まだ書き足りない事がたくさん。
少しずつ、遡って綴っていきたいと思います。

まずは、皆さんへの感謝の気持ちを。
ありがとうございました。


この記事へのコメント

この記事へのトラックバック